今回はチャート上に主要都市の市場時間を表示させるインジゲーターを紹介します。

チャート上で各市場時間がひと目でわかれば各国の市場でどれだけ値動きがあったのか瞬時に理解することができ、テクニカル分析にも大いに役立つでしょう。

時間帯ごとに色分けすることで視覚的に補助する事ができます。

TradingViewでは簡単に設定できるのでぜひ使ってみてください。


-目次-

Trading View を起動する

まずは「TraidingView」を開きましょう。

画像のようなホーム画面になります。

画面左上にある「チャート」をクリックしてください。

クリックするとチャート画面に切り替わります。


インジケーター&ストラテジーを起動

現在表示させているのは移動平均線のみとなっています。

この画面を開いたら赤い枠で囲われたインジゲーターのアイコンをクリックしましょう。

するとインジケーター&ストラテジーが開けます。

こちらで「session」と入力すると「session」に関連したインジケーターやらがたくさん出てくるので、一番上に表示されるであろう「Sessions on Chart」をクリックします。

もちろん省略せずに「Sessions on Chart」を入力しても出てきます。


各市場時間の色分け完了

起動するとこのような形でチャート上に表示されます。

私は東京時間を黄色欧州時間を紫NY時間を緑色に表示させています。

(私は朝方トレードはしないのでウェリントン、シドニー市場は表示させていませんが、同じように表示させることはできます。)

このチャートを例にすると、NY市場で落ち続けていた価格が6時(NY市場終了)にピタッと止まり、9時(東京市場開始)になり再び活発に動き始めたことがひと目でわかります。

色分けするだけで見え方が全然違いますね。

通貨ペアによって活発に活動する時間帯は異なります。

例えばユーロドル(EUR/USD)だとイギリス市場とアメリカ市場が重なる時間帯(俗にUK/USオーバーラップと言います)活発になりやすいです。

アメリカの市場が始まる1時間前からロンドン市場が閉まるまでなので、日本時間だと22:30~2:00になります。

このように自身のトレードする通貨ペアや狙いたい場面があるならば、チャート上で時間帯が瞬時に識別できるこのインジケータは重宝できます。

赤枠内の歯車のマークをクリックすれば色や時間帯を編集することができます。

夏と冬で市場時間は変化しますし、自分のトレードに適した時間も人それぞれですから自分にあった形に編集してみましょう。

枠内で高値や安値の位置がわかりやすく、値幅も瞬時に把握できます。

各国の市場開始時間前後は相場に動きが見られやすいので分析に活用してください。