ポジションを持っても動向が心配でチャートから目を離せないという方、多いのではないでしょうか?
TradingViewは携帯端末にそのアプリをインストールすると、指定した価格で通知されるよう設定することが出来ます。
自分の想定している方向に相場がちゃんと動いてくれるか不安になりながらチャート画面にしがみつくこともなくなります。
iPhoneやスマートフォンにTradingViewのアプリをインストールしておけば、外出しているときでもメールやラインと同じように通知で教えてくれるのでチャートを開かなくても相場状況を把握することができます。
では、さっそく使い方を見ていきましょう。
-目次-
TradingViewのすゝめ
TradingViewを開く
TradingView内に初めから備えてある機能です。
まずは通知(アラート)してほしい価格を決めましょう。
今回は例としてポンド円(GBP/JPY)でやっていきましょう。
上の画像のように日足でディセンディングトライアングルが形成されていると考えてエントリーポイントを探すためにさらに時間軸を細かくしていきます。
アラートの時間を決める
5分足チャートに切り替えるとディセンディングトライアングルとして引いたラインが意識されサポートを抜けて下に抜けていました。
152.100あたりでレジスタンスラインとして機能して一気に下まで落ちていくと予想したので、152.100になったら通知が来るように設定しましょう。
アラートを作成
上のメニューコマンドに時計に「+」をつけたマークがあるのでクリックします。
クリックしたら設定画面が開かれるので
まずはアラートしてほしい価格を設定します。
今回は152.100のときに通知してほしいので152.100と入力します。
他の設定は自分の好みで行いましょう。
例えばオプションの「1回」と設定すると、152.100の価格に接したとき1度だけ通知が届きます。
「毎回」に設定すれば何度でも通知が来るので相場がレンジになれば何度も通知が届くことになります。
何回も通知は不要ならば「1回」、しつこくても何度でも教えてほしいときは「毎回」で設定しましょう。
有効期限をすぎると設定が自動で切れます。
勝手に切れてほしくない方は「無期限」で設定しましょう。
下にスクロールするとメッセージを設定することもできます。
iPhoneやスマートフォンで通知が来るように設定すると、TradingViewのアプリから設定で入力されたメッセージが表示されます。
複数のアラートを設定している場合、メッセージを分けておけば混在することもありません。
通知を確認する
設定が済んだら作成を押せば完成です。
チャートを確認するとオレンジ色の点線が表示されているはずです。
実際に152.100に接した場合は下の画像のような形で通知が来ます。
先程の設定②でオプションを「毎回」に設定した場合、このように接するたびに通知が来ます。
(「GBP/JPY 交差 151.100」を表示されていますが上の画像を見てもらえば分かる通り誤字です)
このような形でアラートを設定しておけばチャートを閉じていても相場を把握することができますね。
通知を複数設定しておけばトレンドがブル派(買い)・ベア派(売り)、どちらが強気かもわかります。
ちなみにスマートウォッチを持っている方はそちらにも通知が行くように設定できるので、仕事等でチャートを開けない時間が存在する方は重宝するはずです。
是非活用してみてください。