初心者から玄人まで使える王道の指標

チャネルラインの引き方です

複雑で不規則に動く相場から規則性を導き出す、環境認識に必須とされるチャネルラインについて紹介します。

知っての通り相場には確定した規則性というものは存在せず、過去のチャートで全く同様の上下運動をしているものはないと言い切ることもできます。

しかし、それでも全く同じ形はなくとも類似したパターンは存在します。

インジゲーター等を使用して環境認識を行い徐々にパターンを把握していくものですが、初心者でも規則性が発見しやすくエントリーの基準として使いやすいのがチャネルラインです。

指標の中でも最もとっつきやすくわかりやすいものですので初めのうちに覚えておいて損はしないでしょう


チャネルラインの引き方

チャネルラインはトレンドラインと平行に引かれたラインのことを言います。

つまり2本の平行線がチャートに引かれている状態となります。

ある一定期間の上昇トレンドを対象とする場合、安値・高値・高値・安値・高値・・・・といった具合にレンジになっている状態に対して、高値と高値、安値と安値を直線で結び、チャネルラインを引いてみましょう。

TradingViewを開いたらメニューコマンドをクリックします。

メニューコマンドをひらくと「並行チャネル」という項目があるのでクリックします。

画像のように点Aをクリックしながらドラッグし点Bで離してください。

するとこのように簡単にチャネルラインを引くことができます。

特に深く考えずとも引くことが出来ますので、他のインジケーターや指標の補助線として活用するのがいいと思います。

ポイントは上昇トレンドならば起点となる安値から始まりレンジ状態となっている最後の高値に合わせるのがセオリーです。

他の記事でも紹介している通り、FXはコンピュータとの戦いではなく画面の向こうにはあなたと同様に人間がいます。

人の心理を読む手助けとなるのがインジゲーターやツールと言った手段で、このチャネルラインは初心者でもわかりやすく、多くの人が意識しているラインです。

他のツールと同様に修正や削除もワンクリックでできるので気になる相場が出てきたら試しにどんどん引いてみましょう。

短期足・長期足でもチャネルラインを作成し他のインジゲーターやツールと重なる所があれば意識されているポイントとしての信用が高まります。

多くの人間を相手にしているからこそチャートの読み方は千差万別、つまり引き方に正解はありませんのでどんどん引いて自分のテクニカル分析を見つけてみてください。