テクニカル分析を行う上で各通貨の勢いの強弱をチェックするのは非常に大切なことです。
例えばユーロドル(EUR/USD)、ドル円(USD/JPY)、ポンドドル(GBP/USD)、ドルフラン(USD/CHF)の通貨ペアに着目したとしましょう。
見たとおりすべての通貨ペアに米ドル(USD)が含まれています。(わかりやすいようにオレンジ色をつけました)
仮に上の4つの通貨ペアの勢いがすべて米ドル(USD)に強気なチャートならどうでしょう?
米ドル(USD)に勢いがあることがわかり、その後のテクニカル分析の指標として絶大な信頼がおけるようになります。
このように1つの通貨ペアのみに絞っていたとしても他の通貨ペアの勢いを把握することはとても大切です。
今回はTradingViewを使った、スマートに各通貨ペアを確認する方法について紹介します。。
TradingViewは世界中のトレーダー、投資家をつなげるソーシャルネットワークサービスです。
様々な通貨ペアのチャートをワンクリックでスムーズに切り替えることができ、豊富なインジゲーターでテクニカル分析にも最適です。
また、アカウント登録している世界のトレーダーたちのアイデアや分析を閲覧することができ、現役トレーダーの手法を学ぶこともできます。
基本サービスを無料で扱えるTradingViewで、自身の扱う通貨ペアのリストを作成する方法を紹介します。
-目次-
TradingViewを開く
あなたの利用している検索エンジンにて「tradingview」と検索し、サイトを開いてください。
サイトを開くと上の画像のような画面になるかと思います。
赤枠に囲われた「チャートを起動」というところをクリックしましょう。
上の小さい赤枠の「チャート」というところからでもすすめます。
②シンボル検索を開く
初期設定では「JPN225(日経平均株価)」が表示されます。
表示させたいのはFXで使用する通貨ペアのチャートなので変更しましょう。
今回は例として、「USDJPY(米ドル日本円)」を表示させてみましょう。
まずは、左上の「JPN225」と表示されているところをクリックしてください。
右上のプラスマークのところでも可能です。
③表示させたい通貨ペアを検索
するとこのような画面になりますので、「JPN225」を消して「USDJPY」と検索します。
様々な取引所のUSDJPYチャートが候補として出てきますが特に気にしなくて問題ありません。
一番上のシンボルをクリックしましょう。
④通貨ペアが表示されているか確認
「USDJPY」の表示ができましたね。
デフォルトでは右上にウォッチリストとして主要な通貨ペアや仮想通貨、各国株価がリストアップされています。
あなたがトレードする上で不要なシンボルがほぼほぼ存在していると思われますので、ウォッチリストをクリックして「新規リスト」を作成することをおすすめします。
新規リストを作成したら、今回紹介した方法で自身のテクニカル分析に必要な通貨ペアをどんどん追加していきましょう。
リストを作成すればワンクリックで各チャートを確認できるようになるのでとても便利です。